誰の人生も、うらやましい。

社会人4年目になりました。

恋はいつもなにげなく始まってなにげなく終わる

 

大人になってから「ちゃんと恋をする機会」ってすごく減った気がします。

 

「恋をした」って話、あまり聞かなくなりました。 

 

気付いたら気になってて、どこかに相手からの好意が落ちていないか、やり取りのメールの内容をくまなく探しちゃったりする、あの感覚。

 

あの感覚は、すごく貴重な感情だったんじゃないかって。林伸次さんの『恋はいつもなにげなく始まってなにげなく終わる』を読んで、思いました。 

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この本の中には、それはもう、色々な恋のストーリーが詰まっています。 

私の20数年の人生では経験したことのないような話も、たくさんありました。 

 

特に、印象に残った言葉があります。

 

あるお話の中で女性が、

 

「恋って贅沢品だな」って思う。高いコートや美味しいレストランよりもずっと贅沢だと思う、

 

って言っている場面があるんです。

この感覚(恋をする感覚)を忘れてしまうのはもったいない、って言ってるんです。

 

私はその言葉を聞いてきゅん!として、

大人はもっと、恋をすることに欲張ってもいいんじゃないかな

とも、思いました。

 

最近、恋愛工学とか、ペアーズとかアプリ系流行ってるじゃないですか。

どうすれば初対面でお持ち帰りできるのかとか、そういうテクニック紹介記事がSNS上にも多いですよね。

※私がよく目にするだけかな......

 

そういう場所が良い悪いではないんですけど、やっぱりそういう場所には「恋の感覚」ってあまり落ちてないんですよね。

 

大人があの感覚を味わう機会も、得ようとする場所も少なくなってる。

 

その理由は様々だと思うんですけど、

私たちは「恋が贅沢品だ」と無意識に知っているからこそ、諦めはじめていて、

手に入れることから遠ざけてしまっているのかもしれない、と思いました。

 

それに、私たちはもう大人だから、本当の恋ほど傷つくことを知ってしまいました。もう何度も傷ついているし、本気になればなるほど立ち直れないことも知っています。

  

だけど、合コンに行ったり街コンに行ったり、そういう場所以外で始まる「恋の感覚」を、もう少し望んでもいいのかもしれないと思いました。

 

今年は、多少傷ついてもいい、ってことにしておきましょう。

 

だって、恋をする感覚って、ほんとうに贅沢だから。

 

めちゃめちゃ豊かになるんですよね、恋をすると。

 

合コンの記事とか書いておいてなんですが、今年は残り少ない中で、恋が始まる「あの感覚」をもっと望んでみようと思いました。

 

そのためにはまず、周りの人とか、

生活の出会いを大切にするところからはじめてみよう、と思いました。

 

良かったら一緒に、頑張りましょう。

大人がちゃんと恋をしてる世の中ってなんか素敵そうですし。

 

では、おやすみなさい。