ブランケット症候群を治すときなのかもしれない。
自分の心の変化に切なくなることが増えました。
自分の心変わりに対して、受け止めきれないことが多くなった気がします。
人生を続けてると、手に取ってわかるように、自分の気持ちに嘘がつけなくなる瞬間ってあるんですよね。
大抵が人との別れだと思うんですけど、
「前まで飲みに行ってた友達と話が合わなくなってきたな」って感じる瞬間とか
「恋人に対して関心を寄せられなくなってしまった」ときとか。
で、そこで、見ないふりしちゃうことってありませんか。居心地が悪いのはわかっているけど、安心するから、隠し続けちゃうこと、ないですかね。
これ、子供がずっと同じ毛布を持ってると安心する、あの感覚と同じだと思っています。
※ブランケット症候群っていうらしいです。
子供のころは、毎日好きな子が変わったり、感情がころころ変化することが当たり前だったのに、大人にとって「心変わり」「気持ちの変化」ってあまりいい意味で使われないことが多い。
ただ、「相手が変わること」にはもう慣れているんです、大人ですから。突然の別れとか、上司の一言で全部の方針が変わってしまうこととかあるじゃないですか。それは許せるんですよね。
でも、自分の心の変化は許すことができない。
変化にうんざりすることがあるし、すごく切なくなる時がある。特に、恋愛では顕著かもしれません。
こんなのタダのエゴだといわれればその通りで。
でも、誠実にいても、気持ちが維持できないことがある。どうしてあんなに好きだったのに、と切なくなることがある。
100人いたら100人の頭の中で、
見える私って全部違う。
そんなの全部責任もてない、どうでもいい。
映画モテキの中で、超絶モテ女の夏樹ちゃんが言っていたセリフです。この言葉が私はすごく好きなんですけど。
結局「私らしさ」とか、そんなものどこにもない。そこに、最近身をもって気付き始めました。
時間が少しでも経てば心は変わるし、関わる人や環境が変われば、自分なんてその都度変わっていく。
ただ、まだその気持ち悪さに耐えきれていない自分がいるんだと思いました。
でも、もうそろそろ、その気持ち悪さに対応していかなければいけない時期になっているとも思います。
新しい自分になるためには、居心地は良くても、古い毛布はどんどん捨てなければいけない。
もっと自分の矛盾や、変化を許したい、と思いました。
新しい毛布を買うときが来ているんですね、きっと。
明日あたりに新しい毛布を買いに行こうと思います。
では、おやすみなさい。