恋愛工学はもう、いらないんじゃないかな。
私が恋愛工学を嫌う理由は、恋愛工学のことを「悪いもの」だと思っているからではありません。
使っている人の気持ちが分かってしまうから苦手なんだ、と最近になってようやく気付きました。
恋愛工学を知ったのは2年前、
藤沢数希さんの著書『ぼくは愛を証明しようと思う。』を読んだ時でした。
この本を読んでいくうちに、
「あ、このテクニックも。あ、あれも。あの人にされたことあるな。」と気付きました。
女性を褒めずにディスることで、興味を向かせるテクニックとか、よくやっているひと、いますよね。
で、まんまとそれにハマってしまった過去がありました。
今になって思えば、大学生に向かって恋愛工学を使うなんて、ロクでもない人だったと思っています。
そこから私は、恋愛工学を学んで、工学生の足を引っ張ることを目指してきました。最近まで。
工学生にわざと期待させるようなことを言ってみたり、女子たちに恋愛工学の布教を続けたり。
でも、最近気付いたんです。
工学生は、一度どこかで傷ついた人の集まりなんだよな、ということに。
自分と同じ、過去への復讐としてやっている人も多いんじゃないかな、と。
過去、女性に振り回されたり、相手にされなかったり、女性に対して嫌な思いをしてしまった人が、恋愛工学を使い始める傾向にあるんだと思いました。
そんなことに気付いた日から私は、すごく、工学生の気持ちが分かるようになってしまいました。
と同時に。
もっと男女の距離を詰められないだろうか、と考えるようになりました。
なんて言いつつも、まだいい方法は思い付いていません。
誰かいい案があれば、教えてください。
駆け引きとか、奢る奢らない問題とか、ハイスぺ問題とか、そういうことに私はもう、疲れてしまいました。
前回の合コンの記事でも書きましたが、男女でタッグを組みませんか、お互いに。
争いはやめましょう。
互いに平和に歩み寄れる方法、一緒に考えませんか。
でも、恋愛工学含む恋愛のテクニックは銃みたいなものなので、どちらかが捨てなければたぶん、犠牲者は増えていく一方ですよね。
みんなで、恋愛テクニックなんてポイッと捨てられる日は来ないだろうかと、疲れた頭で考えています。
いい案が思いついたら、また書きます。思いついた方がいたら、ぜひ、教えてください。
では、明日はノー残業デーの人も多いですかね。
ゆっくり休めますように。
今日もお疲れさまでした。
おやすみなさい。
終わり。