群青日和と同い年になる。
「テレビに映る高校球児が自分より年下」っていう事実に、感心と少し切ない気持ちを抱くのは、日本人に共通しちゃう現象ですかね。
野球にはそんなに、興味がないんですけど。
「甲子園の高校球児が自分より年下には思えない現象」には、すごく共感できるんですよね、昔から。
みんなかっこよくて、キラキラしてる。それが見たくて、テレビをつけてしまう。
年々、「憧れだったあの人」の年齢を追い越したり、「ファンになった有名人が年下」だったりすることが、これからもっと増えていくんだと思うと、ちょっと寂しくもなりました。
あと数ヶ月で、私は群青日和の頃の椎名林檎と同い年になります。24歳。
私は高校時代から、この頃の椎名林檎ちゃんに憧れ、いまだに追いかけ続けています。
でも、24歳を目前にしたいま、この頃の林檎ちゃんには程遠いままです。
まして私は、ピアノの発表会に着ていくようなワンピースが似合う(色気ゼロの)OLとして成長してしまいました。
顎のほくろくらいしか、共通点がありません。
「天才と比べても仕方がない」と言われればそれまでですが、
「近付きたい!」と思う気持ちも忘れたくない、と思っています。
箱根駅伝の後って、路上でお父さんたちがマラソンを始めますよね。寒い中。
絶対、駅伝に感化されたんだろうなって人がたくさん道で走ってる。
私は、この現象を見るのが結構好きです。
あぁ、可愛くて素敵、と思いながら、毎年ひそかに眺めています。
何かを素敵だと思ったり、感動したときに行動に移したりするひとって素敵で、かわいい。
たとえ三日坊主でも、感化されたものに影響されてみてもいいんじゃないかと思っています。
そういう生活をしながら歳をとっていけたら、なんか幸せになれそうですし。
憧れの人に近付くわくわくを、みんなで思い出して、行動に移せたらいいなあ。
私はさっそく、久しぶりに群青日和のギターの練習をしようかと思っています。
みんなで一緒にがんばりましょう、何かを始めましょう。
では、明日は月曜日なので早く寝ます。
早く寝た人から幸せになれるのが社会人ですね。
おやすみなさい。