好き、は言わなきゃもったいない。
最近いつ「好き」って言葉使いましたか。
恋愛関係でなくても、いいです。
人でなくて、作品とかでもいいです。
「好きだな」って思ったときに、そのまま素直に伝えたの、どのくらい前ですか。
これ、結構少ないんじゃないかなって思います。
私は昔から、嬉しいことがあってもひとりで噛みしめるタイプでしたし、
大好きなアーティストのライブでも、棒立ちで楽しむタイプです。
嬉しい時も無表情だと、よく言われていました。
でも、この歳になって、身をもって感じたんです。
「好き」って言葉は、自分も人も幸せにできる、最強の手段だなって。
小学生の頃は。
何先生が好き、とか、何君のことが好きだとか、給食のメニューで何が好きとか、「好き」って話題だけでめちゃくちゃ盛り上がっていた記憶があります。
なのに、大人になると徐々に「好き」なんて、使わなくなる。
ちょっと思い出して欲しいんですが。
「好き」って言うと、周りの友達が助けてくれたりしましたよね、子供のころ。
好きな子と近い席になれるようにしてくれたりとか。
それ、今だって変わらないと思うんです。
「好き」って言ったり、発信してると、周りが応援してくれたり、人が人を引き寄せてくれたりする。
私自身、今年に入ってから、「好き」をなるべく外に出してみようと心掛けてきました。
そのおかげか。最近になって、ずっと憧れていた好きな人に会えたり、更に好きなものが増えてきました。
「あのお菓子が好き」「最近見た映画の○○が好き」「作家のあの人のあの言葉が好き」
それでいいんです。
「好き」に人は集まるんだと気付きました。
一人で考えていたことに対して、共感してくれる仲間が増える感覚です。
そしてその仲間がまた、好きな人やものを連れてきてくれたりする。
自分には何もできないと思っていても、「好き」って言うことはできます。
「好き」は、自分を幸せにして、人と人をつなぐことができます。
自分も人も幸せにできる、立派な技のひとつなんです。
恥ずかしがらずに、積極的にやってみて欲しいんです。
絶対、いいことありますから。ぜひ。
では、またあした。
あ、明日は金曜日ですね。
おやすみなさい。
終わり。