いつか、誰かの人生を生きるのもありだな。
「人生は一回、一度きり」って言葉は、もう何回も、飽きるほど言われている表現かもしれません。
確かに、それは本当にその通りで。
人生ってもちろん、一度しかない。
ただ。
自分以外の人生を生きれる方法がひとつ、浮かびました。
もしかしたら、「結婚すること」や「家族を持つこと」って、誰かの人生を生きることができる方法なんじゃないのかなって。
この映画の中では、互いの悲しさや互いの喜びを家族同士共有するシーンが、たくさん出てきます。子供の高校卒業や、元旦那の再婚など。
映画を観ながら、これはフィクションではなく、私たちの生活も同じじゃないかな、と思いました。
「自分のためだけに人生を過ごすことに飽きてきたから、結婚したんだ」
と、私の母は以前、言っていました。
今になって、その言葉の意味が少しずつ分かり始めてきた気がします。
もし、私がこのままこの先結婚しなかったら、人生のイベントは、自分の葬式だけなのかもしれない。
そう思うと。
結婚して、家族を持つことも、ありかもしれない。
誰かの人生を自分のことのように祝ったり、生きてみることも、ありだな。
そう、思いました。
結婚する理由って様々だと思うんです。
理由なんて、もしかしたら、そんなのいらないのかもしれないけど。
ただ少なくとも今後、結婚を考えるひとつの指標に入れてみようかな、と思いました。
この人の人生を、生きてみてもいいかもしれない。
そう思ったときに、わたしは結婚をするのかも、と思いました。
結婚相手が見つからないとか、最近悩んでいたんですけど。
ある意味、そりゃそうなのかも。
人生を生きてもいいと思える人が見つかるまで、ぼちぼち、頑張ってみます。
良ければいっしょに、頑張りましょう。
では、今日はこれで、終わり。
おやすみなさい。