誰の人生も、うらやましい。

社会人4年目になりました。

好きも、尊敬も、同じくらいあった。

 

大人になってから、恋愛と尊敬に境目がなくなってきました。

 

 
「こんなふうになりたい」と思う人を、好きになることが多くなりました。 

 

憧れている人に対して、「そばにいたい」と思うことが、多くなりました。

 

でも、「尊敬する相手の人生に長く関わること」って、意外と難しいことなんですよね。

 

 

 

 

最近、私を誰よりも応援してくれていた人と、別れました。

 

私の二十数年の人生の中で、一番、尊敬できる人でした。

 

何かに挑戦するときにはいつも応援してくれて、私も、彼のすべてを応援していました。

 

だからこそ、距離感がわからなくなって、別れてしまいました。

 

 

結婚適齢期の二人に 別れがくることは、仕方のないことだと思っています。

 

 

ただ。どんなに尊敬している人でも、「恋愛的な別れ」が訪れると、その後の人生に関われなくなってしまう。

 

「恋愛関係にない」というだけで、二度と人生に関われなくなってしまう。

 

 

この事実が、すごく残酷だと思いました。 

 

 

恋人として「別れ」を経てしまった彼とは、もう、関わることができない。

 

よく「友だちに戻ろう」なんてセリフ、ありますよね。でもあれってほとんど、効果をもってくれなかったりする。

 

 

恋愛と尊敬は、分けたほうがいいんでしょうか。 

 

 

私は、出会った人のことはすごく好きになるし、できれば、ずっと関わりたいと思っていて。

 

目の前の好きとか、嫌いとか。そんな感情では、関係を片づけられないんです。

 

 

恋愛として互いの関係が終わってしまったとしても、引き続き互いの人生に関わることができたら、と思ってしまうんです。

 

 

 

私は、別れた今でも、どうするのが一番よかったのかと悩んでいます。

 

 

 

いつか、正解は見つかるんでしょうか。

 

もしかしたら正解はずっと、わからないままかもしれない。

 

いまは、しばらく、ひとりで頑張るしかないと思っています。

 

 

私の人生に関わってくれて、ありがとう。

 

家族でもあり、最愛の友人でもあり、最高の恋人で、いつも大切にしてくれて、ありがとう。 

 

たぶんまだあと何年かは、思い出して泣いてしまうけれど。

 

 

ありがとう。

 

またどこかで、会えますように。

 

 

終わり。