誰の人生も、うらやましい。

社会人4年目になりました。

運命は信じないっていう人ほど、運命を待ってたりする

 

 

世の中は、「あと少し素直になれば上手くいったのに」っていう出会いで溢れてると思うんです。

 

 

電話一本でもち直したり、呼び止めればそのままでいれたかもしれないっていう関係が、いたるところにあると思うんです。

 

 

でも、ほとんどの場合、その電話一本が出来ずにいるし、別れ際に呼び止めることなんて出来ずに、終電に乗ってしまうのも現実です。 

 

 

私たちは大人になってからもう何度かそんなことを繰り返してるのに、やっぱり今年も同じことをしちゃうんです。

 

 

たぶんそれは私たち皆が、心のどこかで、運命を待っているからなんだと思います。

 

 

「ここで、この言葉を言ってくれたら、付き合おう。」

 

「いま、呼び止めてくれたら、終電を逃して付いていこう。」

 

「このあと、電話をくれたら、やり直そう。」 

 

 

たぶん皆、相手を運命の人だと思いたくて。運命の人ならこうしてくれるはず!って相手の言動に期待したりする。

 

だけど、一方で私たちは、運命が向かってきてくれることを望むだけで、何もせずに待っていたりするんですよね。

 

相手が運命の人なら、上手くいくだろう、と思うだけ思ったりして。

 

 

その気持ち、すごくわかります。

 

 

ただ、これからは、運命を作っていくことも必要なんじゃないかな、と思いました。

 

 

そう思うきっかけが、(500)日のサマーっていう映画を観たからなんですけど。 

  

 

eiga.com

 

一言で言えば、たらればを繰り返す恋愛映画です。

 

序盤、 主人公のトムが、一目ぼれしたヒロインのサマーから「友達になりましょう」って言われるシーンがあります。

 

その言葉に対してトムは、「全然オッケー」って言うんです。嘘をついて。

 

本当は、サマーの恋人になりたいのに。

 

運命主義のトムは、サマーが運命の人なら、最初は友達でも、ゆくゆくは上手いこと自分に振り向いてくれるんだろう、と思ってしまうんですね。

 

 

これ、よくやっちゃいますね。

 

最終的には付き合えなくて、「あの人は運命の人じゃなかった」ってひとりで落ち込んだりする。

 

 

ただ、ここで本当は

「いや。好きだから、友達ではなくて恋人になりたい」って。

その言葉が必要なんですよね。

 

もしそこで振られたとしても、後から後悔することなんて無かったのに。

 

だから、「運命の人」は、待つんじゃなくて、自分から作るものなんだと思いました。

 

相手がどうにか上手いこと自分に振り向いてくれたりすることなんて、ないですから。

 

 

恥をかいてもいいと思える人が、幸せを引き寄せるんだと思いました。

 

 

これを読んでくれている人も、もし、次に好きな人が出来たり、いま大好きな人と上手くいかなくなっちゃったりしたら、少しでもいいから、運命を作ることをしてみて欲しいと思います。

 

私も、そうします。 

 

相手の言動にただ期待したりせずに、自分のことを素直に伝えたり、してみましょう。

 

絶対上手くいくかはわからないけど、たらればを繰り返すよりもきっと、幸せになれると思っています。

 

これからたくさん、素敵な人と出会ったり別れたりすると思うけど、少しでも、後悔することなく毎日を過ごせますように。

 

では、明日は最高のクリスマスにしましょう。

 

おやすみなさい。

 

 

おわり。